エレキを買ってもらえないうつグマ、どうしたか。
朝刊配達のアルバイトすることにしたんです。それも確か厳冬の2月頃でした。父は「やれるものならやってみろ(お前なんかに出来るはず無い、と思っていたんです)」とアッサリ承諾。早朝3時半頃に起きなきゃいけないんですが、当然両親は非協力的です。父は私がケツを割るのを待ってたんですね。でもね、うつグマ、そんなの関係ありません。自分で頑張って起きて行き始めましたよオ〜! 3週間ほど続いいたある日、父が言うんです。 「どんなことやってるのや。明日の朝はわしも車で着いて行ったろ」。実際に翌朝、私の新聞満載の自転車の後を父が付いてきたうえ、途中から手伝い始めました。
その2〜3日後だったかな。
夕食時の会話。
父「勉強もあるだろ、もうバイトはやめろ」。
私「なんでよ〜!3ヶ月は続けなエレキ買われへんもん!」。
父「あかん、勉強の方が大事や。エレキは買ってやるから。バイト先には、お父さんから試験勉強せなあかんからバイトやめろって言われましたって言え!」。
私は内心(ヨッシャー‼️)とは思いながらも、バイトを途中で投げ出すことになんだか目標を達成できなかった挫折感を味わうこととなったのですね。
このように、自分で立てた目標を100%自力で勝ち取れないという経験は、父の生きている限り続きます。
まだまだ、挫折体験は続きます。
今回はこれでおしまい。